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1-1 「世界一のお金持ちになる」ためのたったひとつの条件

目的と目標の違いを理解すること

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あなたを成功に導くには次の三つの過程が必要です

目的と目標の違いを理解することから、すべてがはじまります。

1 「目的」と「目標」をはっきりと区別する。
2 具体的な「目標」を立てて、それを実行する。
3 そして「目的」を達成するまで、その実行をやめない。

ここは、ネットビジネスだけでなく、仕事、趣味、人間関係、すべてのライフスタイルに共通する原理です。

簡単そうに思えますが、実はこんなことさえ実行できていない場合がほとんどです。
目的と目標の意味を混同してしまっているのです。

「目的」目指すべき的のこと。
「目標」目的への道標のこと。

「目的」がゴール。
「目標」はゴールに辿り着くための、小さいハードル。

「目的」とは最終的に到達したい成功のイメージのこと。
「目標」とはその「目的」を達成するために、具体的に何をするのかという手段のことです。

具体例をみてみましょう。
「世界一のお金持ちになる」というのは、「目的」。
そのために「一所懸命勉強して、来年の受験で一流大学に合格する」というのが「目標」です。

「世界一のお金持ち」というゴールに到達するためには、ハードルをクリアしなければなりません。
ハードルをクリアするためには、技術と努力が必要です。
あと、少しの運も。

 

なぜ「目的」だけではダメで、具体的な「目標」が必要なのかというと、脳は具体的な「目標」がないと動けないからです。

「世界一のお金持ちになる」という「目的」を掲げても、どうやったら世界一のお金持ちになれるのか、具体的な「目標」を定めなければ、脳は動きようがありません。 

「お金持ちになるために、まずは一所懸命勉強して一流大学に合格する」
その後、「世界で一流のビジネスマンとして活躍するため、大学の先輩の指導を受けながら自分を磨いていく」という「目標」を立てれば、それに向けて脳は必要な部分を活性化させ、集中することができます。

 

オリンピックに出場する選手でも、「目標は?」と聞かれて「オリンピックで金メダルを取ることです」という人がいます。でもこれでは漠然としすぎて、脳は何に集中したらいいのかわかりません。

トリノの冬季オリンピックで金メダルを取った、フィギュアスケートの荒川静香選手は違いました。
「採点方法が変わったので、演技ごとに自分の欠点を明らかにして、ひとつひとつ完璧にこなすことに集中する」という具体的な目標を立てて、練習に励んだのです。

その結果、金メダルを取るという「目的」を達成することができました。 

この場合、「金メダルを取る」は「目的(ゴール)」であって、「目標(ハードル)」ではないわけです。

 

ネットビジネスでいえば、「アフィリエイト報酬で月100万円」が目的だとしたら、ロードマップをつくり、機材をそろえ、情報を集めて実行していくこと、が目標になります。

1サイトで月に1万円を稼ぐことができたら、それを100通りつくっていく、といったことが目標です。
目標をひとつひとつクリアしていけば、目的であるゴールに辿り着くということです。

つねに「目的は何か」を意識し、それを実現するためににはどうしたらいいのか、という具体的な「目標」に集中することです。

そして、ひとつの目標を達成したら、最終の「目的」に向かって次の具体的な「目標」を設定し、確実に達成していくことです。

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