感情を操ることが究極の稼ぐライティングです
人は、感情を持つ生き物です。
買い物、食事、信頼関係、趣味・・・
すべての行動は感情を伴っています。
感情を自在に操ることができれば、人をすぐにでも行動に移すことができます。
まさに、究極のライティングです。
これには、文章の上手下手は関係ありません。
いくら、綺麗なそつのない文章であっても感情が揺れない文章では、稼ぐことができません。
反対に、稚拙な少々無理のある文章でも、読む人の感情を揺さぶることができれば、稼ぐことができます。
稼ぐだけでなく、信用というブランディングまでできてしまいます。
もしあなたが自分の商品に対して
(競合と比べるとちょっと微妙なんだよなー…)
と思っているのであれば、たとえスキルがあってもそのレベルの文章しかかけません。
あなたの感情が動いた以上の文章を書くと、嘘になるか、極端にうさんくさい文章になります。
これでは、読む人の感情は揺れません。
どうすればその商品は最も魅力的なものになるのか?
どうすれば自分自身もその商品に自信を持つ事が出来るのか?
稼ぐライティングでは小手先のテクニックだけでなく、こういった根本的な部分を追求して行く事が大切です。
稼ぐライティングはこれだけ!
感情に訴えかけるためには、次の文章を常に意識してください。
感情(エモーショナル)を揺さぶれ!
稼ぐには「ストーリー」を意識する!
ストーリーとは、文章を「物語」としてとらえることです。
物語で語ることによって、次のようなメリットが得られます。
- イメージしやすい
- 読みやすい
- 信じやすい
- 心に残りやすい
ネットビジネスを行う上では、非常に大きな役割を果たします。
ネットサーフィンをしていて、気になった文章を見つけたことはありませんか?
その先を読みたくなったとしたら、その文章は、あなたの感情をつかんだことになります。
文章を読む人は「感情を持つ人間」ということを忘れないでください。
「役に立つ」「優れている」という機能面を紹介する文章は、もちろん重要です。
しかし、人が行動を起こす動機は、それ以外の要素も非常に大きいのです。
例えば、「なんとなく良い!」という価値もあれば、「流行ってるから」という集団心理もまた、人が行動を起こす動機になります。
つまり、「感情が動いた時」に人は行動を起こすのです。
例えば、目の前で今にも死にそうな人が倒れているとします。
「この人を助ければ、どれくらい得があるのか?」という損得感情は働かないはずです。
「助けたいから、助ける」
これが、普通ですよね。
機械を相手に文章を書くのではありません。
感情を持った「人間」に向けて文章を書くのです。
「何故かわからないけど、行動してしまった」
そんな感情を、「意図的」に抱かせる事ができれば、どんな媒体でもどんな場面でも稼ぐことができるでしょう。
人間を相手に文章を綴る以上、「ストーリー」には、無限の可能性を秘めています。
人の心を動かし、信用と共感を得ることができるのであれば、もはやコピーライティングのスキルなど必要ないのです。
「機械的」な文字列に「感情価値」を付加させる技術、そんな、「ストーリー」の使い方を、具体的に説明していきます。
感動のギャップを利用してストーリーにする方法
人の感情が動く時というのは、イメージとの「ギャップ」が大きく作用します。
例えば、
「ドラえもん」に出てくる「出木杉くん」というキャラクターは、容姿端麗で、勉強もできて、欠点がないキャラクターです。
毎回テストで100点を取ってる優秀な出木杉くんが、テストで0点を取ったらどうなるでしょうか?
悪い意味で、衝撃ですよね。
一方で、毎回0点の、「のび太くん」が「ある事」をきっかけに必死に努力し、100点を取ったとします。
すると、多くの人は普段のギャップに驚き、良い意味で衝撃を受けますよね。
そして、のび太くんを変えた、「ある事」に対して多くの人が気になり、知りたいと思うはずです。
このような、「ギャップ」を意図的に作り出すことで、人の心を動かすことができるのです。
ストーリーには、天才型と凡人型の2種類が存在します。
天才型は、上記で挙げた例で言うと、「出木杉くん」です。
これは、すでに著名な人や、実績がある人がよく使う手段ですが、マイナスな要素を出さず、完璧な人間を演出することで、権威性を示すパターンですね。
『「私は、まったくお金にも困ってないし、わざわざ表に出る必要も本来はない。しかし、昨今のネットビジネス界における、「詐欺師」まがいの情報発信者に振り回され人生を棒に振るような人から助けを求める声が、あまりにも多い。こんな現状を目の当たりにして、さすがの自分も業界を世直しする必要性を感じた。だから、今回コンサルティングを募集することにする。』
こんなストーリーです。
あなたにすでに実績があり、「すごい」「かっこいい」「尊敬」そんな感情を抱かせたいのであれば、天才型のストーリーで書くことができるでしょう。
逆に、実績がまだあまりないのであれば、この方法は難しいでしょう。
ほとんど「嘘」のストーリーになるからです。
凄そうに見せる事も戦略の一つですし、デフォルメして大きく見せるテクニックできちんと価値を与えられているのであれば良いと思いますので、否定はしません。
ですが、嘘はいずればれてしまいます。
はっきりとバレなくても、少しの疑問が感じられると、人は離れていってしまうものです。
特に、SNSでの情報発信は敏感に反応します。
何か一つでもミスがあれば、一気に信用を失います。
実績がないのであれば、「のび太くん」のような、凡人型のストーリーにすることです。
凡人型は、自分の辛い過去や、悩み、不安といったことを押し出して共感を得る手法です。
そして、「ある事」をきっかけに成功した経緯をストーリーで語るのです。
例えば、
「私は、幼少期からニキビに悩んでいて、非常に辛い思いをしました。
街中を歩く人がみんなが私の顔を見て、悪口を言っている気がしてなりませんでした。
毎日鏡に映った自分の顔を見るたびに死にたくなるくらい、憂鬱な気分になり、いつしか人と関わる事が出来なくなってしまいました。
「もう、生きていたくない。」
そう思った時に目に飛び込んできた、〇〇という方法。
藁をも掴む思いで手にした、その方法は、私の人生を大きく変えてしまうものでした。
今では、「髪をかきあげ、自分の顔を見てください!」と言わんばかりに自信を取り戻す事ができました。そして、人生で初めて彼氏ができました。
私と同じように、ニキビに悩まされ、辛い思いをしている人たちに、この〇〇という方法をぜひ手に取って頂き、共に人生を楽しんで欲しいのです。」
どんな人でも、失敗やコンプレックスは持っているものです。
そして、他人の失敗やコンプレックスは共感を呼びやすいものです。
最初のきっかけは、些細なことでいいんです。
小さな共感は、だんだんと大きな感情を揺り動かすことができます。
天才型の例と見比べてみると、凡人型の場合はマイナスからスタートし、「あるきっかけ」を起点として、プラスの状態になっています。
そして、「あるきっかけ」そのものを商品としていいます。
「過去の自分」と、「今の自分」を描写する事で、感情のギャップを作り出しています。
これなら、嘘をつく必要もないし、自分と同じような境遇にいた人たちの仲間となれる訳ですね。
この「成功体験」は、特別すごい事である必要はありません。
「たった一キロ痩せた」という事や、「3万円稼げた」というのも非常に大きな成功体験なのです。
あとは、「見せ方」です。
小さな成果を、大きく見せる事は、実はそんなに難しいことではありません。