キャッチコピーの本当の目的とは?
キャッチコピーの本当の目的が分かっていないと、反応の取れる(売れる)コピーになりません。
強烈なキャッチコピーを何個も生み出すことができれば、商品を売ることが簡単になります。
そもそもキャッチコピーとはなんでしょうか?
キャッチコピーとは、主に商品や作品の広告など、何らかの告知や宣伝に用いられます。
うたい文句やあおり文句となる文章のことです。
あおり文句というと、悪いイメージがありますが、人の感情を揺さぶりイメージを残すことです。
1文、1行程度のものから、数行にわたる物まで様々な形式があります。
広告や宣伝においては、キャッチコピーそのものが、商品の印象が決まると言えます。
書店や電車の中にも広告がたくさんありますが、それらのポスターに使われている言葉はキャッチコピーになります。
キャッチコピーが大事なのは、その後の記事や商品写真に興味を持ってもらい、しっかりと印象に刻み込んでもらうためです。
コピーライティングは究極のコミュニケーションツールなんですが、キャッチコピーが悪いとコピーを読んでもらう前に離れていってしまいます。
人と物とのキッカケを作るコミュニケーションツールと言えます。
反応が取れるキャッチコピー
反応が取れるキャッチコピーを作る際のポイントは全部で6つあります。
1 役に立つ機能や目玉の紹介
まずは商品の役に立つ機能や目玉の部分を紹介します。
やはり商品やサービス自体が持っている良さを伝えないと意味がないので。
2 ベネフィット+興味性
やはりベネフィットが強いキャッチコピーはそれだけで反応が取れます。
興味性も強いと更に反応が良くなります。
3 インパクトがあって伝達力がある
インパクトと伝達力があるキャッチコピーは印象に残ります。
例えば、大坂の『文の里商店街』というところのポスターが秀逸です。
漬物屋のポスターでキャッチコピーが
『一ヶ月間、暗闇に監禁した』
です。
4 比喩を使って五感を刺激する
比喩を使って人の五感を刺激するのも効果的です。
直喩や隠喩を使って五感を刺激するのもいいですね。
例えば、梅の味を想像すると唾液が多く出てきますよね?
見ている人の五感に影響を与えるようなコピーを書くと、桁違いの反応があります。
5 お客さんにとって身近な例えを使う
お客さんが普段使っているような言葉や例を使います。
例えば、コピーライティングを習ったことがない人に、GDTの法則やプロパガンダなどと言っても理解されません。
小学生、中学生に理解できるような簡単に発想が大事です。
6 中身が気になる文章
これは中身や続きが気になる文章を使います。
例えば、〇〇を使ったり、『実はその秘密とは・・・』という風に
中身が気になるようなキャッチコピーにしてください。
キャッチコピーはひらめくというよりは元々ある言葉を組み合わせて作るものです。